与論タイムズアーカイブ 2008
Vol 7-3

与論島(ゆんぬ)ブログ村が開村

<ご挨拶>  この度、与論島(ゆんぬ)のてぃーだブロガー様方の情報交換と交流の場がもてるように、与論島(ゆんぬ)ブログ村設立させて頂きました。 

 ちなみにブログ村とは・・・株式会社シーポイント様が全国各地域に根ざしたブログポータル内にて、ブログの講習会や勉強会、ブロガー同士の交流会を通してブログの知識やブログ仲間を広げる目的で運営しています。(沖縄ブログ村さんの記事より)

 今後、与論島より全国に向けて情報発信をしている「てぃーだ」ブロガー様方のお手伝いが出来れば幸いです! 与論島(ゆんぬ)ブログ村 村長 江戸っ子マサ  与論島(ゆんぬ)ブログ村では、てぃーだブロガーを中心にブログに関する疑問・質問にお答えする講習会、勉強会を開催しております。 

 また与論島(ゆんぬ)以外のブログ村も含め、てぃーだブロガー同士の交流を深めるためのオフ会やオフ会案内も行っています。  

 ブログ村の村民登録希望者を随時、受け付けております。 村長のマサやんまで、お気軽にご連絡願います。 詳細に関するブログサイトアドレスは以下の通りです。 http://yunnu.ti-da.net/c101873.html  是非、ご来村下さい。 宜しくお願い致します。

●開村設立者プロフィール ・・・ 私、生まれも育ちも葛飾亀有! 沖縄にふらりと訪れた9年間を経て、 今は渡世人気質から与論島へ...心機一転! でもオヤジギャグは初心貫徹?で紹介していきマ〜サ 宜しくお願い致します。


Vol 8-1

中心商店街でストリートサッカー

 与論町茶花の中心商店街・銀座通りでこのほど、ストリートサッカーフェスティバルが行われた。四月に結成した同通り会青年部が手掛けた初のイベント。観光低迷や消費行動の変化を背景に客足が遠のく中、部長を務める市来大作さん(41)は「前向きな気持ちで活性化対策を考え、かつてのにぎわいを取り戻したい」と商店街の再生に夢を描く。
 銀座通りは中央通りと並ぶ茶花市街地のメーンストリート。二百メートルの町道に土産屋や飲食店など約五十店舗が軒を連ねる。観光最盛期は多くの旅行客が行き来したが、最近は空き店舗も目立ち、買い物客は減りつつある。

 市来さんは同地区に長年店を構える鮮魚店の二代目。子供のころは商店街の活況が自慢だったが、Uターン後は集客に苦戦する現状を目の当たりにした。新規参入や経営者の世代交代が進む中、十二人で青年部を立ち上げ、町民参加型のイベントを考えた。

 企画段階で注目したのが競技人口の多いサッカーだ。幅広い世代の参加を促そうと町サッカー連盟に協力を依頼した。当日は千人近くが集まり、予想以上の大盛況。歩行者天国となった通りで二十二チームが熱戦を展開し、出店も繁盛した。

 連盟の中山隆さん(33)は「当初は道路上での競技に戸惑いを感じたが、関係者の熱意に押された。サッカーの底辺拡大といった相乗効果も期待できる」。「集客を売り上げに結びつける店側の努力も必要。意識改革につながるのではないか」(五十代男性店主)と周囲の評判も上々だ。

 来年は町外からの参加を募って規模を広げるほか、新しいイベントも打ち出していく。市来さんは「まずは地元の人に商店街の魅力を知ってもらうきっかけづくりが重要。歩いて店を巡る買い物の楽しみを伝えたい」と抱負を語った。


Vol 8-2

与論小学校で炭焼き体験

 与論町の与論小学校(白尾克彦校長)で二十日、「炭は地球を救う」と題した体験学習があった。全校児童がモクマオウなどを使った炭焼きに挑戦し、環境保全にも理解を深めた。

 講師を務めたのは熊本県で工房を構える溝口秀士さん(50)。溝口さんは炭の水質浄化作用に着目し、流木で作った炭を海に沈めて藻場(もば)を作る活動にも力を入れている。

 炭焼きはレンガで即席の窯を作る作業からスタート。近くの海岸で集めた約十キロのモクマオウを切り分け、重ねて窯に入れた。点火から約四時間がたつと、炭の出来上がり。児童は手触りを確かめたり、文字を書いたりと興味津々の様子で作業に取り組んでいた。

 溝口さんは炭の役割について「暖房に料理、消臭剤と幅広く使える。空気や水をきれいにしてくれるし、環境にも優しい」と説明。三年生の二宮るいさんは「重たかった木が軽くなって驚いた。ネックレスを作ってみたい」と話していた。


Vol. 8-3

「与論町職業別電話帳」販促用バナー無料広告サービス開始

 与論島やインドネシアのバリ島へのロングステイ&移住を推進するU&Uワールド悠遊クラブ(埼玉県川口市に本社を置くPWEジャパンの海外事業部)は、インターネット版「与論町職業別電話帳」での島内事業者が自由に活用できる無料バナー広告サービスを開始した。 
サンプルページはこちらをクリックすれば閲覧できる。

 PWE社は、島内及び当該に居住する人を対象とした電話・ファックス情報サービスを2006年12より開始し、2007年1月から本格的にサービスコンテンツの整備、配信を推進してきた。 「与論町職業別電話帳インターネット版」へのアクセス・ご利用者数は2007年12月末現在で1674件に達しており、その需要の高さを実感。 

 2008年1月から新に開始された販促用無料広告サービスは、よりきめ細かな情報提供と機能性や利便性の向上を図ることを目的に開始されたものである。 開発担当者の坂田営業部長は、この無料広告サービスのコンテンツをより充実することにより、与論島で様々な商売やサービスを提供している経営者や関係者に多大な貢献ができることを期待している。 とくに、与論島へ将来、移住や永住等を検討している数多くの方々が、手軽により多くの直近の情報が得られることのメリットは大きい、と話している。

 PWEはこのサービスが少しでも、現在島民人口が減少傾向にある与論島への移住や定住希望者増加の一助になることを期待している。また、より多くのきめ細かな生活関連情報の提供により、素晴らしい自然環境に加えて、より魅力的で快適な生活環境も整っていることをPRするためのサービスとして一人でも多くの事業主が積極的に活用、参加されることも期待している。

 無料広告サービスへの掲載方法は以下のアドレスから申込用紙をダウンロードし記入するだけと、至って簡単。 一切の費用が要らずに、いつでも、自由に販売促進の為の広告が掲載できるメリットは大きいと言えよう。 そのバナー広告を如何にして活用できるかが、将来の見込み顧客の増加にも直結している予感を感じさせる。 是非とも、商売繁盛、売上倍増を狙って活用して欲しいものである。
掲載申込案内のアドレスはこちらをクリックすればジャンプします。 

詳細に関しての問合わせは以下へ
U&Uワールド悠遊クラブ 「与論島職業別電話帳・無料バナー広告係」へお問い合せ下さい。


Vol 8-04

好評、与論島の有機たい肥

 与論町堆肥センター(田畑豊範所長)の有機堆肥(たいひ)の販売が好調だ。牛ふんの悪臭を「アイドーラ液」で分解、加工し、良質の堆肥を供給している。 島内だけでなく島外の引き合いも強い。

 開設から二年。「畜産の島」にとってなくてはならない施設だ。エコマネーのように利用できる「蓄ふん」制度に加えて、堆肥袋の回収も実施し、畜産農家に喜ばれている。 来年三月中には堆肥舎(熟成庫)を増設する計画だ。 開設から二年。「畜産の島」にとってなくてはならない施設になっている。

 有機堆肥は、畜産農家から買い取った原料(牛ふん)に、海水や鉄分、ミネラルを豊富に含むアイドーラ液を混ぜながら、マニュアスプレッターでかくはんした後、天日干しして作る。 アイドーラは与論の言葉。 「アイ」は愛、「ドーラ」は俵の意味。悪臭を取り除く効果がある。

 堆肥の販売実績をみると、初年度はバラ堆肥を二百七十七トン、十五キロの袋詰堆肥を三千百六十九袋をつくり、販売額は三百四十八万円。 〇六年度は千三百五十三トン、一万千九十三袋を製造し、千七百五十四万円を売り上げた。 〇七年度は十一月末現在、七百二十トン、六百六十袋、九百十五万円を販売。前年度並みは確保できる見通しだ。 主な販売先は島内の農家だが、最近は奄美大島、徳之島の果樹、園芸農家からの引き合いも強い。

 人気の要因は品質のよさと、利用者(農家)に配慮したサービス。 「蓄ふん」は畜産農家が提供した牛ふんを堆肥換算して売買できるシステム。キビのトップ(梢頭部)を牛のえさに分けてもらった畜産農家がキビ農家に堆肥を提供することができる。 堆肥はフレコン(フレシキブル・コンテナ)を配達、回収してくれる。肥料のまき方についても、手作りパンフレットで詳しく紹介している。

 課題もある。 「作物によっては、より良質な完熟堆肥を望む声がある。製品出荷が作物の栽培時期によって変動するため、品質にバラツキが出やすい」(田畑所長)。 このため、センターは〇七年度事業で完熟庫を整備し、高品質堆肥を効率的に製造する。 今後、島内外の需要がさらに高まりそう。


Vol.8-05

与論町で初の「与論カルタ」大会

 「島ヌ宝ヤ マクトゥヌククル(誠の心)」「トートゥガナシ 初めて覚えたユンヌフトゥバ」―。与論町砂美地来館で六日、与論カルタを使った初の競技大会が開かれた。子ども会代表の約百人が団体戦で真剣勝負を繰り広げた結果、低学年の部は古里・叶、高学年の部は東区一班が初代チャンピオンに輝いた。

 カルタは町内の児童を対象に句を募集し、五百六十七点の中から選ばれた四十六枚。「与論カルタを創る会」(清野和代代表)が制作し、NPO法人「日本子ども未来支援ネットワーク」の協力で昨年一月に発行した。七五調を基本にした内容で与論の方言や文化、自然などを表現した力作が評判を呼んでいる。

 大会はカルタに親しむことで郷土愛を高めてもらおうと町子ども会育成連絡協議会などが主催した。低学年、高学年の部に計二十六チームが出場。本番に備えて練習を重ね、チーム代表の三人が競技に臨んだ。

 練習の成果を発揮しようと子供たちの表情は真剣そのもの。句が読み上げられると、すばやい動作で札を取り合った。応援の保護者も身を乗り出して勝負の行方を見守っていた。優勝チームの増永安那さん(与論小六年)は「ほとんどの句を覚えて参加した。接戦だったけれど勝ててうれしい」とにっこり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
与論島の島言葉カルタ仕掛け人の京都人

◇宮崎次郎(みやざき・じろう)さん(59)

 鹿児島県の奄美群島最南端、与論島の人たちと今年1月、島の方言で編んだ50音カルタを初めて作った。1000セット(1セット1500円)の製作費全額は自ら代表を務める子育て支援のNPOで用意した。

 きっかけは「方言札」だった。戦前、本土への同化政策として小学校では、島の言葉を話した子供の首に赤い札がかけられた。「『方言を話すな』って言われたら、京都人のわしは何て話したらええのかわからへん」。わが身に置き換えると、暗い気持ちになった。

 島とは数年前、講演で招かれて以来の縁。「ラテン」を感じさせる伸び伸びとした人々の気質に感銘し、「島の文化や歴史を地元の言葉で残したい」と、カルタ製作を思い立った。

 与論町教委などの協力で、島の小学生から方言入りの句を集め、児童文学者の那須正幹さんを特別審査委員長に招いて567句の中から46句を選んだ。

 読み札の表に句、裏にいわれが書かれている。その1枚。「ヌヌンソー イシャトゥ話(ばなし)」。裏に「怖いよ 片足でぴょんぴょん跳ね、人が獲った魚の目玉を食べ尽くす妖怪の話」と注釈が付く。滋味あふれる取り札の原画は島民が描いた。

 来月6日に島の体育館で小学生によるカルタ大会が開かれる。「全国から見に来てほしいんや」。団塊の世代の行動力で島を支える。


Vol.8-06

与論町インターネット電話帳で無料「ボイスメッセージ」サービスを開始

与論島及びバリ島(インドネシア)への移住、ロングステイを推進しているワールド悠遊クラブ(UUC)は、2008年1月中旬より、本格的にインターネット与論島電話帳で「声のメッセージ」サービスを開始した。 メッセージサンプルはこちらをクリック

個人及び、法人を対象としたボイスメッセージサービスで、3ヶ月単位で15〜30秒間のメッセージが無料にて提供される。 誹謗・中傷・妨害や公序良俗等の規定を遵守する限り、メッセージ内容は一切、自由に作成可能である。 緊急のメッセージ、知人・友人間の連絡、商業用PR広告、イベント開催のアナウンス等々、多面的に利用可能である。 なお本格的な商用等のボイスメッセージ(30秒以上)を利用する場合には、格安のサービスを利用することも可能である。

ボイスメッセージを希望する場合には、声のメッセージをカセットテープやCD等のメディアで録音しUUC編集室へ送付するか、MP3に変換したメッセージをEメールに添付して編集室へ送信依頼する等の方法で申し込む必要がある。 音楽やBGMを挿入希望の場合には、著作権フリーの楽曲に限り可能である。 声の他にも、自主製作の音楽演奏、歌他も可能であるが、その場合は30秒以内は無料で、それを超える部分に関しては60秒単位で課金される。

素材を受領してから通常、1週間前後で電話帳へアップされる。 店、レストラン、お土産店、ホテル、民宿、その他販売PR、同窓会、知人・友人へのメッセージ等、それぞれの創意工夫により大いに活用すると便利なサービスである。 ボイスメールをアップした後に、関係各位へ電話やメール等で告知すれば、より効果的な利用が可能であろう。

ちなみに、インターネット与論町電話帳は大手検索エンジンのMSNヤフーグーグルで「ヨロン町電話帳」や「与論町電話帳」と入力すれば、トップページに表示される。

詳細、申込は「ワールド悠遊クラブ・ボイスメール編集室」へEメールにて直接、問合わせること。


Vol.8-07
与論島で1月1位の気温24・7度

1月11日の奄美地方は高気圧に覆われたことなどから、各地で気温が上がった。 和泊で24.2度、奄美市名瀬で23.9度を観測するなど4月下旬並みの暖かさとなった。

奄美群島の最南端にある与論島では、過去の1月1位の最高気温を更新する24.7度を観測するなど汗ばむ陽気に。 大金久海岸ではビーチを散策する家族連れの姿も見られた。

Vol.8-08
「ヨロン島うどん」 新登場!

ヨロンうどん「まるふく」はヨロン島うどんの本格的な製造販売を始めた。 

本場讃岐うどんの製法をとりいれ本場より仕入れたうどん粉に各種粉末、パウダーを練り込んだ。 ゴーヤ(苦ウリ)粉末を練り込んだゴーヤうどんは特に好評を得ている。 その他、イカ墨、わかめ、よもぎ、もずく、ほうれん草、人参、紅芋なども製造販売している。 

店主である喜山康三社長は「食は医なりとよく言われているように、三度々々の食事を規則正しく、美味しく、楽しく摂ることは元気の基ではないかと考えます。 今後、様々な素材を取り入れ美味しいうどんを開拓し、ヨロン島の食文化発展のため提案して行きたいと思っています。」と述べている。

製品には添加物は一切入っておらず、安心して食べることができる。 新たなヨロンの産品やお土産として広く親しまれて行く事を期待している。 現在、需要に対し供給が間に合わない状況が続いている。 お土産品や贈答品としても重宝がられて、予約問合わせベースでの商品製造販売が行われている。

●主な調理の仕方は次の通りである。

★イカ墨とホワイトソースをからめてアレンジした洋風
★ペペロンチーノ(ガーリック・アンチョビ・唐辛子・オリーブオイル)にお好みのシーフードを添えた地中海風
★サラダ風・・・トマト輪切りの上に人参、又はほうれん草を茹でドレッシングで和える
★釜揚げの場合は、早めに取り出し水洗いせずにそのまま
★ざるうどんは、海苔のせん切り、ネギ、ワサビ、ごま等、薬味を添えて
★かけうどんは、さっと湯通しして器に入れ暖かいつゆをかける
★ゴマダレで豚しゃぶうどん
★茹でて残ったうどんは、揚げて黒糖や砂糖をからめてお子様のおやつカリントウに

・それぞれの創意工夫で多様な調理が楽しめる。

詳細はこちらをクリック訪問の上、ご参照下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<問合わせ&注文先>
・製造元: ヨロンうどん「まるふく」  〒891−9301 鹿児島県大島郡与論町茶花2222−3
・発売点: 与論流通センター     電話/FAX: (0997)97−3345

(注)「よろん島うどんは」商店やお土産店等での一般販売は致していない。 

「与論流通センター」のみでの直販や注文受付販売となる。


Vol. 8-10

大島地区文化協会連絡協議会が「方言の日」のポスター作る


「話そうシマの言葉 語り継ごう奄美の文化」。大島地区文化協会連絡協議会(事務局・県大島支庁総務課)は29日、「『方言の日』(2月28日)のポスターを作り、方言の素晴らしさ、大切さを認識してもらうため広報啓発活動を始めた」と発表した。 ポスターは七百部作成、市町村文化協会や学校に配布する。

「方言の日」は2007年度の地区文化協会総会で決めた。当初は「島口」とする方向だったが、島ごとに異なるため「方言の日」に統一。 先行する与論町が2月18日を「ユンヌフ(二)トゥ(十)バ(八)の日」としていることに合わせた。

奄美の島々は言葉の多様性も際立っている。 「方言」にしても、奄美大島が「シマユムタ」「シマクトゥバ」「シマグチ」と三つの言い回しがある。 喜界島は「シマユミタ」、徳之島は「シマグチ」「シマユミィタ」、沖永良部は「島ムニ」と表記している。 ポスターにも島ごとの違いを盛り込んだ。

方言や島唄への関心は年々高まっており、市町村単位の大会、学校での催しが行われている。 2月11日は県奄美パークで「親子で楽しむシマユムタ」が開催される。

<参考文献> ●与論島方言辞典: 菊千代 著    ●与論民族村

Vol. 8-12

 与論島への修学旅行の学校数が過去最多に


修学旅行で与論町を訪れる学校数が2007年度に過去最高を更新した。  受け入れ規模は18校2,964人(関東14校、関西2校、静岡、長崎各1校)。 体験・交流型のメニューが人気を集めているほか、「一島一校」の受け入れ態勢や官民一体の誘致活動が奏功したとみられている。

ヨロン島観光協会によると、受け入れ状況は2006年度14校1,976人、05年度16校3,941人。 10年前は3校程度だったが、誘致活動が本格化した7年前から10校を超えるようになった。 内訳は関東の高校が大半を占め、リピーターも半数以上に上る。

同協会が修学旅行を重視するのは将来の観光客獲得につなげるためだ。 町商工観光課や宿泊業者と関東の旅行社、学校を訪問して島の魅力をPR。 旅行社から依頼を受けると、他校との重複を避けて日程を調整する「一島一校」の受け入れ態勢も成果を見せた。

同町への修学旅行は経由地の沖縄泊を併せたパターンが多い。 初日に沖縄で平和学習を行った後、フェリーで与論島へ入り、ダイビングやサンゴ礁観賞、サイクリング、陶芸制作などを体験するメニューが主流。近年は民家を訪問したり、民宿に泊まったりと人的交流を図るプログラムも増えている。

兵庫県立小野高校(中杉隆夫校長)は5年前から来島している常連校。 今年は2月4日から4泊5日の日程で沖縄・与論旅行を計画し、生徒、教諭合わせて328人が参加した。 与論滞在中は自然体験を中心にハーリー船競争、サトウキビの収穫にも挑戦。 最終日は旅行前から練習したエイサーを披露し、地元の団体とも共演した。

中杉校長は「体験学習に力を入れようと北海道でのスキー旅行から訪問先を替えた。 生徒からは島の人情に触れて感動したという感想が寄せられる。 人生の中でも修学旅行は短期間だが、与論は生涯思い出に残る場所だと思う」。 終了後も交流を続け、卒業旅行で再訪する生徒も多いという。

協会担当者は「修学旅行最盛期の秋冬にマリンスポーツが楽しめるのも強み。 海での活動中は町担当課が巡視艇を出し、安全管理にも気を配っている。 関係機関が連携した受け入れが評価につながっているようだ」と分析した。



Vol. 8-13
与論島でロケの映画「めがね」がザルツゲーバー賞

第58回ベルリン国際映画祭で2月16日、コンペティション部門に先立ってその他の部門の賞が発表され、荻上直子監督の「めがね」に欧州未公開の芸術性の高い作品に贈られるザルツゲーバー賞が決まった。 「めがね」は、南国の海辺の民宿で起こる奇妙な人々の心の触れ合いを描いている。 

・・・・ 「めがね」余白だらけの時間と空間に、捨てがたい不思議な魅力がある!

これって「かもめ食堂 Part2」?という視線で見られても致し方ない。 前作の好評を受け、同じ編成の主要スタッフ&キャストに、都会人のスローライフ願望に応えようとする意図がなかったと言えば嘘になるだろう。

現実から逃れてきた訳ありの主人公は、ケータイの繋がらない南の島で、うまい食べ物と、希薄な人間関係の中、ただ時を過ごす。前作以上に劇的要素は消え失せ、時も感情も凪のように止まっている瞬間すらある。 干渉されぬ場所こそユートピア・・・ そんな消極的な理想を抱くキャラは、まさに今どきの肖像だが、それをそのままデッサンした演出は物足りない。 物語ることをやめるなら、せめて人物にふくよかな奥行きをもたせるべきだった。

しかしこの余白だらけの時間と空間には、捨てがたい不思議な魅力がある。 ふと、「豊かな自然=癒し」という図式に疑念を抱き始めた。

ロケ地は与論島。 奄美諸島やさらに南の沖縄の時空をさかのぼり、本土の都合で征服され放棄された歴史に思いを馳せてしまう。 繰り返す白い波は、悲惨な過去を洗い流しているけれど、本作が寡黙すぎるゆえ、自ずと想いをめぐらしてしまうのだ。

この“真っ白なノート”を埋めるのは観る人次第。 筆者は、島に秘められた情念や空気に気づかされた。土地に宿る悲しみが都会人の虚ろな心に憑依しているように思えた。 傷つき疲れた者が南を目指すのは、土地に抱かれ、悲しみを共有するためなのかもしれない。


Vol.8-14
ユンヌ情報特派員

U&Uワールド悠遊クラブでは、ヨロン島在住の16歳以上の方を複数名ほど「ユンヌ情報特派員」として採用を予定しております。委託業務内容は、「遍く生の与論島内のホットな情報を収集しUUC本部(東京)へご連絡いただく」ことです。

詳細は、応募者へご連絡させていただきますが、ごく普通に与論で生活されている中から情報記事として気楽にまとめ、発信していただける内容や業務となります。 応募資格・方法等は以下をご参照下さい。

<募集要項>
@16歳以上70歳未満の男女
AEメール(携帯・PCのいずれ、若しくは両方)での交信が可能なかた
Bヨロン島に5年以上居住されているかた
C採用審査:Eメール、電話面接にて実施
D報酬:審査結果(技能、文章力等)により毎月送金・支給
Eフリーランサー(パート)ベースでの採用・登録、委託業務です。
 ・ただし、将来的には準社員や社員への昇格の可能性が有ります。
F応募期間:2008年5月31日(土)受付締切
G採用試験:2008年6月8日〜15日の間に実施
      ・実施方法については応募受領後に通知されます。
H合否発表:2008年6月20日(金)
I活動開始:第1期/2008年7月1日2008年12月25日
      第2期/2008年10月上旬に公募
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・応募希望者はEメールにて、以下の項目を記入し送信願います。
1)氏名(漢字/ローマ字)
2)現住所(郵送先住所)
3)電話番号(固定電話・携帯電話)
4)職業(有・無/例:主婦、無職、学生、公務員、会社員他)
5)与論島在住期間(例:10年)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上を明記のうえ、「ユンヌ情報特派員(YNC)」応募希望と明記し、以下のEメールアドレスへ送信願います。
pweinc@world.email.ne.jp

★感性と好奇心の旺盛で気持ちの若い方(年齢は関係ありません)〜ふるってご応募下さい!


Vol.8-15

与論町で戸籍総合システムが稼働

 与論町で3日、戸籍総合システム(電算化)が稼働した。 1994年の戸籍法改正を受けて自治体のシステム導入が相次いでおり、奄美では11番目。 町民福祉課は「発行時間の短縮などが図られ、住民サービスの向上につながる」としている。

 同日は午前8時半の業務開始を前に稼働式があった。 南政吾町長は「電算化を契機に職員が一丸となり、質の高いサービスの提供や事務処理の効率化に努めたい」とあいさつ。 テープカットでシステム稼働を祝い、町民第一号として竹内充啓さん(茶花)が全部事項証明書を受け取った。

 電算化に伴い戸籍謄本は全部事項証明書、戸籍抄本は個人事項証明書へ名称が変わる。 発行手数料は従来通り一通450円。同町は指紋認証システムを採用し、個人情報保護対策にも万全を期した。 町民福祉課によると、証明書発行にはこれまで10〜20分を要していたが、5分程度に短縮されるという。



Vol. 8-16

ヨロンマラソンで男子は橋本さん女子は林田さんが優勝


 第17回ヨロンマラソン(同実行委員会主催)は3月9日、与論町茶花を発着点に島を周回するコースでフル、リレー(42・195キロ)、ハーフ(21・0975キロ)の3種目があった。

 フルマラソン男子は橋本謙司(早大陸上同好会)、同女子は林田智美(東京)がともに初の栄冠を手にした。ハーフ男子は中木原毅尚(知覧茶倶楽部)、同女子は川照美(SBR=奄美市)、リレーはV・F・C(鹿児島)が優勝。 奄美勢最高は男子フルで寺園美智人(奄美市)が6位、女子同で和泉和香(奄美ハナハナ)、男子ハーフで白井克昌(奄美市)が3位、リレーで地元与論町のひょうきんが2位に入った。

 今年は昨年を150人上回る1189人が出場した。 内訳はフル491人、ハーフ593人、リレー21組105人。 10代から80代まで出場者の年齢は幅広く、初出場も目立った。 午前8時にフルマラソンとリレーマラソン、同10時にハーフマラソンがスタートした。

 同マラソンは日本陸連公認コース。当日は快晴に恵まれ、日中の気温は二十五度まで上がった。 出場者はアップダウンの激しい難コースに苦しみながらも、沿道の声援を受けてゴールを目指した。


Vol. 8-1 7

与論町がニューヨロンピア計画を策定


 与論町は観光客やUIターン者の誘致策をまとめた「ニューヨロンピア計画」を策定した。  来島者、観光業者への意識調査などから現状と課題を分析。 自然環境や郷土料理、もてなしへの満足度が高い半面、宿泊施設の老朽化という課題も浮き彫りになった。 

 アクションプランで観光振興策などを提起し、UIターンについては長短所を検証する必要があると結論付けた。

 計画書は(1)受け入れ態勢構築のための調査(2)基本理念(3)ロングステイ(長期滞在)・UIターン施策―などの六章構成。 策定委員会(委員長・田畑克夫ヨロン島観光協会長、9人)と庁内検討委員会(委員長・元井勝彦総務企画課長、10人)が昨年12月から協議を重ねた。

 調査で明らかになった課題は宿泊施設の老朽化。 観光最盛期の1980年前後に開業した例が多く、経営者は設備投資の問題に直面している。 観光客が減る一方で団塊世代の再訪と長期滞在、インターネットの情報を通じた単身旅行の増加など客層にも変化がみられた。

 UIターンは居住施設が不足し、町民からは賛否両論の声が上がっている。 今後の方向性については「空き部屋を活用したホームステイ型滞在、民宿での長期滞在に力を注ぐ方が現実的」として長短所の検証と議論の必要性に言及した。

 アクションプランは観光資源の発掘と産業創出、文化・レジャープログラムの提案が中心。 サザンクロスセンターの情報拠点化やインターネットを活用したPR戦略を促し、施設修繕へのボランティア派遣を提案した。

 ヨロンピアは与論とユートピアを合わせた造語。 町は88年にヨロンピア計画を作り、交流人口の増大を図ってきた。 新計画は新たなニーズに対応した仕組みづくりなどが狙い。 

 町総務企画課に事務局を置き、民間団体と連携して計画を推進する。


Vol. 8-1 8

奄美の首長給与、平均66万5000円

 
 大島郡町村会(会長・平安正盛知名町長)が集計した奄美12市町村特別職の給料・報酬改定状況(2008年4月1日現在)によると、首長の支給額平均(月額)は665,852円。 厳しい財政事情を反映し、いずれも条例で定めた規定額を下回っている。 奄美市長は規定額こそ769,000円でトップだが、支給額は7番目。合併後の県内18市と比較すると、13番目となっている。

 特別職の給料をみると、12市町村とも規定額から減額して支給している。 奄美市は07年度に続いて市長と副市長が10%、区長・教育長がそれぞれ6%減額。 市長の給料は01年7月規定額が855,000円。 支給額は817,710円だった。 実額は七年間で実に17・2%も減ったことになる。

 奄美市と同様、大和と龍郷、喜界、徳之島、天城、和泊、知名の八市町村が前年度から減額を継続。宇検村は本年度、カット幅を10%に拡大、瀬戸内町も5%カットを始めた。伊仙町は町長給料を10%カットした。 与論は昨年、首長選挙を控えていたため、給与改定は見送り、選挙後の10月1日に改定、71万円から64万円に減額した。

 首長の支給額は大和、宇検、龍郷、喜界、和泊、知名の6町村が684,900円となっており、同額でしかも最高額。 最低は天城町の623,000円。 6町村は副町村長も同額の540,000万円。 減額が続く半面、横並び意識も目立つ。

 議会議員をみると、大和村が07年度に続いて2%カットを継続、瀬戸内町も3%カットを続けている。 宇検村は期末手当を20%カットした。 伊仙町は議長報酬を10%削減、知名町は期末手当の20%カットを継続中。 奄美市は昨年の改選後、減額を解消し、旧名瀬市の水準に戻した。


Vol.8-19

与論町で花と緑の集い


 与論町の町中央公民館駐車場で14日、第2回花とみどりの集いが開かれた。 「美しい花の島よろん」を実現しようと同町地域女性団体連絡協議会(川畑エイ子会長)が昨年から始めた催し。 午前九時の開場とともに次々と町民が詰め掛け、野菜や花の苗などを買い求めていた。

 同協議会が推進する花いっぱい運動の一環。 運営にはJA女性部、商工会女性部、生活研究グループ、母子寡婦福祉協議会が協力し、11のブースを設置した。

 花や苗木のほか、新鮮な野菜が安価で販売されるとあって場内は大盛況。来場者が自家製の苗を交換する「花とみどりのリサイクル」は園芸ブームを反映して3,000鉢を超える植物が集まった。

 環境問題への関心を高めようと廃油石けん作りを実演したほか、園芸教室では県沖永良部事務所農業普及課の下新原努さんが花壇作りのポイントについて指導した。

 川畑エイ子会長は「今年は参加団体が増えて内容も充実していた。花いっぱい運動だけでなく、地産地消や環境問題にも積極的に取り組んでいきたい」と話していた。
Vol. 87-20

 
2007年の奄美の観光客は462万人


 鹿児島県観光課はこのほど、2007年の県観光統計を発表した。宿泊、日帰りを合わせた県全体の観光客数は4,966万5,000人で、前年比3・9%増。韓国を中心とする外国人観光客の数が15%増と好調で、過去最高の12万9,549人に達した。奄美の観光客数も前年より8・2%増加し462万5,000人を記録した。

 奄美の宿泊客は106万7,000人(前年比2・1%増)で、内訳は県外が77万5,000人(同0・9%増)、県内が29万2,000人(同5・4%増)。日帰り客は355万8,000人で10・2%の増となっている。多客期に台風が接近した前年と比べ、07年は天候に恵まれ、奄美市のタラソ施設のオープンや奄美パークの改築なども観光客の増加につながったと考えられる。

 県全体の観光客数の内訳は、宿泊が994万6,000人で3・4%増、日帰りが3,971万9,000人で4%増。宿泊客のうち、県外からの観光客は789万1,000人で、過去10年間では最も多かった。観光課は、大手旅行代理店や鉄道、航空会社などのツアーが次々と企画されたほか、年間を通じて外国人観光客が増えたことを増加要因として挙げている。

 過去最高を記録した外国人観光客の国別構成比は、韓国が45・1%(5万8,000人)と最も多く、次いで台湾19・8%(2万5,000人)、香港14%(1万8,000人)、米国4・5%(5,800人)、中国4・3%(5,500人)の順。

 韓国からは円安ウォン高基調に加え、週休二日の定着や冬場のゴルフキャンペーンなどの積極的な誘客活動などで、鹿児島への入り込みが順調に増えている。香港からの客も、チャーター便の増便やビザの緩和措置などで、前年の約二倍に増えている。

 このほか、宿泊と日帰りを合わせた観光消費額は4,627億円で、前年より250億円増加した。

Vol. 88-21

JA県中央会が国に原油・肥料高騰で要請へ


 JA県中央会は4日、原油や肥料など生産資材の高騰で農家の経営が危機的状況にあるとして、原油高騰の影響が大きい野菜、果樹、花きなどの加温品目の経営安定対策の創設や、サトウキビ農家への交付金の算定基準となる標準的生産コストの見直しなどを国や県に対し求めていくことを決めた。要請活動の一環として、11日に東串良町で県園芸農家経営危機突破大会を開催するほか、一部の野菜について県経済連と契約取引のある大手スーパーとの間で原油高騰分を価格に転嫁する「サーチャージ制」の導入も検討する。

 JA県会館で同日開催したサトウキビや野菜・果樹、かんしょ・でん粉対策本部の合同本部委員会で今後の対応について協議した。JA県中央会の川井田幸一会長は会議の冒頭、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が決裂したことについて触れ、「6%で合意していたら、サトウキビが日本の重要品目から外され、キビが植えられなくなるところだった。交渉決裂は、結果的に鹿児島の農業にとっては良かった」と説明した。

 石油・肥料など生産資材高騰に対する要請事項のうち、特に原油価格高騰の影響が大きい野菜や果樹、花きの加温品目に関しては、現行の価格安定制度では急激な重油高騰などに対応できないとして、重油高騰に連動して毎年保証基準額を見直す経営安定対策の創設を求めている。

 JAによると、スプレーギクの十アール当たりの重油代負担額は、2007年7月には832,000円だったが、1年後には約50万円増の132万1000円となっている。国に対し対策を求めるとともに、生産者側も省石油化に向けた「ハイブリッド加温ハウス」のモデル事業や土壌分析に基づく適正施肥、適正価格に対する消費者への理解醸成運動なども展開する。

 サトウキビなど甘味資源作物に関しては、WTO交渉は「引き続き予断を許さない状況」として、関税撤廃の除外対象とするなど特例措置を確保することや、肥料高騰などに配慮した再生可能な原料生産コストの設定などを求めていく。 中央要請は8月下旬に計画。甘味資源に関しては、北海道や沖縄県と連携し要請活動を展開する。
Vol. 88-22

 与論町で議会議員選挙立候補予定者が公開討論会 〜 選挙結果


 与論町議会議員選挙(26日告示、31日投開票)の立候補予定者による公開討論会が24日、同町中央公民館であった。立候補を予定している現職10人、新人3人が登壇し、議員定数、観光、農業などをテーマに意見発表。与論空港滑走路延長の必要性や観光施策の充実など持論を展開した。

 奄美大島青年会議所(對喜勉理事長)が主催。同与論開発委員会メンバーの要望を受け、市町村議選レベルとしては初めて開催した。町内全世帯に当たる約2,000世帯に事前アンケートを実施し、特に関心の高かった項目を取り上げた。会場は300人余りの有権者が詰め掛けて立候補予定者の声に熱心に耳を傾けた。

 アンケート回答者が最も関心を寄せた議員定数については、少数派の民意を反映させるため「議会活性化の観点からも現行の12人が適切」との意見が多かった。一方で「議員一人にかかる年間経費は420万円。2人減で840万円を削減できるため10人でもいい」(現職)など、厳しい財政状況を踏まえ継続論議の必要性を訴える声も多く聞かれた。

 観光問題については航空運賃の引き下げ、島の伝統的なもてなしの心を生かした対応、修学旅行の誘致などが挙げられた。とりわけ空港滑走路の延長は「観光振興の最重要課題」と位置付ける意見が大勢を占め、「関東や関西方面からの直行便の就航が期待できる」(現職)、「用地取得については地元住民の立場から慎重に取り扱うべき」(同)などの意見があった。

 農業問題に関しては「地産地消の認識を高めるべき」(新人)、「サトウキビのロール現象を食い止めるためにも畑かん整備が早急に必要」(現職)、「市場に出回らないB、C級品を加工して農産物に付加価値を付けてはどうか」といった意見があった。

★選挙結果はこちらから・・・
2008年8月与論議会議員選挙結果


Vol. 810-23 9月10日(水)
大島地区9月子牛セリ、平均価格が4期ぶり上昇


 JA鹿児島県経済連奄美市駐在が集計した大島地区の9月子牛セリ速報によると、7市場の一頭当たり平均価格は36万6,936円で、前回(7月)に比べ1万9,845円(5・7%)高となった。平均価格が前回を上回ったのは今年1月セリ以来、4期ぶり。同駐在は、肥育農家段階で牛肉の夏需要への対応に伴って空き牛舎が出たことや国の緊急対策補助金の支給などがあり、「一時的ではあるが購買意欲が高まり、引き合いが強まった」とみている。

 9月セリは二日の与論を皮切りに八日の喜界まで行われた。 2,172頭が入場し、2,154頭が売却された。総売上高は7億9,38万1,000円。

 平均価格は雌32万7,730円、去勢39万5,237円。前回(自家保留などを含む)に比べて雌は1万4,274円(4・5%)高、去勢は1万5,236円(4・0%)高となった。市場別の去勢平均価格は(1)瀬戸内(2)笠利(3)与論―の順。沖永良部市場のみ前回を下回った。

 前年同月と比べると、雌は6万1,885円(15・9%)安、去勢は6万7,813円(14・6%)安、全体では5万9,694円(12・9%)安。売却頭数は226頭多かった。

 子牛価格は、飼料の高騰や牛肉需要の伸び悩みなどを背景に下落基調にあった。奄美市駐在は「肥育経営は今後も厳しさを増すことが予想される」と指摘。その上で「子牛の価格を保つには再度商品性向上に対する意識を集中する必要がある」として、大島地区のセールスポイントともいえる粗飼料主体の飼養による無駄な脂のない牛づくりを促している。
Vol. 810-24 9月15日(月)
与論町では十五夜踊を奉納


 旧暦の8月15日に当たる14日、与論町の地主神社で豊年祭があり、「与論十五夜踊」が奉納された。琉球風の踊りを取り入れた二番組と室町時代の狂言などを参考にした一番組に分かれ、南北の踊りが交わる個性豊かな芸能が披露された。

 時折り雨が降る中、与論十五夜踊保存会が一番組と二番組に分かれてそれぞれの演目を踊った。両組合同の「雨たぼり」を皮切りに一番組の「三者囃子(さんばすう)」、二番組の「この庭」などを披露。最後は綱引きがあり、参加者が切れた綱をたたき合って無病息災を祈る光景も見られた。

 与論十五夜踊は旧暦3月、8月、10月の各15日に奉納される国の重要無形民俗文化財。島の安穏や無病息災を祈願し、与論町誌には「永禄四年(1561年)に創設され、以後踊り継がれてきた」と記されている。
Vol. 810-25 9月7日(日)
与論でキビ干ばつが深刻に


 南北200キロに連なる奄美群島で、基幹作物サトウキビの生育状況に極端な差が出ている。奄美大島、喜界島は豊作だった2007年産並みで、徳之島、沖永良部島は平年以上。最南端の与論島では記録的な不作となった06年産に近い干ばつ被害に見舞われており、糖業関係者は頭を抱えている。

 今年は各島とも空梅雨ぎみで、梅雨明け以降も雨の少ない日が続き、8月初旬から中旬にかけては干ばつ傾向がみられた。その後、大気の不安定な天候が続いて断続的に雨雲が通過。北部を中心に慈雨に恵まれた。

 各島の糖業関係者によると、沖永良部以北の干ばつは解消された。奄美大島は「品種更新の影響もあるが平均伸長は前期を上回っている」(富国製糖)。喜界島は「降水量は平年以下で推移しているが生育は順調。伸長は前期並み」(生和糖業)。徳之島は「前年水準を上回る伸長の品種もある」(南西糖業)。沖永良部島は「主産地の北部と南西部の生育が順調で、全体としては平年以上」(和泊、知名両町担当課)。

 一方、与論島は干ばつ傾向が強まっている。「春植えの伸長が悪い。雨が降る日はあっても水分の蒸発に追い付かない。畑の様子は06年産に比べれば見られる程度」(与論島製糖)。「全体としては06年産よりは少しいいと思うが、耕土の浅い畑ではロール現象が出ている。最終的な収量が心配だ」(町担当課)。

 与論島の降水量は7月24ミリ(平年139.5ミリ)、8月72ミリ(同161.2ミリ)で平年の2〜4割。これは10アール当たり単収が平年の七割以下とどまった06年産の同時期降水量(7月58ミリ、8月128ミリ)も下回っている。

 町の担当者は「06年産の状況よりいいのは農家の散水効果だろう。しかし、ため池の水の残量が乏しくなっている。キビの夏植えや秋以降の野菜生産、畜産用の飼料栽培にも影響が及びそうだ。まとまった雨がほしい」と話した。